2018年6月30日土曜日

TAO的マインドフルネス実践編《リトリート合宿2018》

「道(タオ)の教えをやさしく
伝えるWebマガジン」



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TAOプレイス通信Vol.52
2018年6月30日号
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TAOプレイスの宝生です。


5月25日(金)〜28日(月)の
3泊4日で今年も
「初夏のリトリート合宿」
に行ってきました♪

テーマは昨年と同じ
「TAO的マインドフルネス」
でした。

昨年の合宿の内容をベースに、
「気づき続けること」
「今をただ意識(観察)すること」
に焦点をあてながら、
TAOプレイスならではの
身体修練をたっぷりと盛り込んだ、
実践が中心の合宿となりました。

大自然のエネルギーに
包まれながらのワークは、
自然と身体が緩み
心が開いていきます。

今回の合宿では特に、
一緒に過ごす仲間たちとの
関係から照らし出される
自分自身についての気づきが
とても多い3泊4日に
なったようです。

それでは、
「合宿の想い出アルバム」と共に
皆さんからいただいた感想の
一部をご紹介いたします♪



Index————————————


《TAO☆リトリート合宿 in女神山》
 2018年5月25日(金)〜28日(月)

【1】4日間のワークの内容
【2】合宿の想い出アルバム
【3】感想集


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【1】4日間のワークの内容
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今回は、
昨年の合宿で学んだ
TAO的マインドフルネスとは?
五蘊皆空(ごうんかいくう)とは?
の復習から始まりました。

そして、
たっぷり時間をかけて
じっくり身体を緩めながら
「今、ここ」に気づくための
ワークやエクササイズを
行っていきました。

(以下、主な内容をまとめてみました)



①レクチャー&シェアリング
・TAO的マインドフルネスについて
・認識のプロセス(五蘊)について


②各種ボディワーク
・疲れを癒すワーク
・導引体操
・体幹の感覚修練(骨盤エクササイズ)
・身体中心(重心)とバランス感覚


③TAO的マインドフルネス実践編
・立位の姿勢づくり(全身サーチ)
・座位の姿勢づくり 
・呼吸へのマインドフルネス
・脱力へのマインドフルネス
・聴覚へのマインドフルネス
・触覚へのマインドフルネス
・食事のマインドフルネス
・会話のマインドフルネス
・TAOオリジナル「無限心観法」
・音への感覚を解放するマントラ瞑想


④森のワーク
⑤スワイショウ・気功法・呼吸法、等
⑥各種瞑想法




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【2】合宿の想い出アルバム
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アルバムは
公式ブログ「たおやか通信」に
アップしました。
こちらからご覧ください




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【2】リトリート合宿 感想集
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●今回、森の中で
「いま、ここ」の体験に意識を
集中させていきました。

身体の中を
ゆっくり観察することで、
脱力度が深まり、
普段感じているものと
かなり違っていました。

足裏と床の密着感や、
体幹の感覚等は、
普段とは比べものにならない
ものでした。

マントラ瞑想では、
音の振動で場の空気を
波動として感じ、
さらにその波動は
身体の外側から内側へと
一緒になり、
一つの波動の中に居る!
という感覚になった。

食事のワークでは、
目を閉じていても
何かを食べるという意識があれば、
お箸を持った手は
その意識していた食べ物の方に動き、
食べ物を口まで持って行く
ことが出来ていました。

帰って来てからも
「今、ここを感じる」
を意識すると、
思いが湧いた時には、
その場に必要な会話や行動が
出来なくなっている
自分に気づいたり、
思いを引きずっている状況を
観ることが出来ていて、
この合宿に参加したことに
感謝しています。


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●自分とたっぷり向き合った
4日間でした。

ワークや修練の中でのシェア、
また休憩中などを過ごすうちに
自分の中に閉じた状態と
周りに開いている状態が
あることに気づけました。

また閉じていようと開いていようと
良い悪いをジャッジしないでOK
ということを学びました。

合宿を終えての変化は大きかったです。

私は個人的な病気による身体感覚があり、
いつもそれをコントロールしてきましたが、
それを20年ぶりにやめる決意をしました。

やめること、続けることが
はっきりした皆さんとの合宿でした。

ありがとうございました。


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●天候に恵まれ、
森の緑と爽やかな高原の風が
心地よかった。
非日常の山の中での共同生活で、
様々なワーク、
食事の準備・片付け、
入浴、自由時間の語らいなど、
色々な場面の人間関係、
会話から「自分」を
学ばせていただいた。

自分の事は自分では分からない。
相手の姿、行動、発言に対して
湧き上がってくる思い、感情。
その中から、
今、自分がどういう状況に
あるのかを知ることが出来た。
今回の合宿のテーマは、
気づいている事、
ただみつめること。

ワークでは、
両手を二人に掴まれ、
ただその状態を感じている
というワークが印象に残った。

何もしなくても、
ただ自分の状態を意識し、
感じているだけで
身体は自然にあるべき状況に
なっていく。

新鮮な驚きだった。

自分はいつも怒り、不安、
悲しみなどのネガティブな
感情で苦しんでいる。

そして、
そういう感情が浮かんできた時
必死にその感情を否定し、
消し去ろうとしてきた。

しかし
身体を「緩めよう」とすることで
逆に緊張してしまうように、
否定しようとするほど
消し去ろうとするほど
感情は暴れ、
逆に強化されていくのが
常だった。

どうすればよいのか
長い間わからなかった。

身体を掴まれた時と同じように、
湧き上がるネガティブな感情に
気付いている事、
ただ見つめること。

そうすることで
感情はあるべき状況に
戻っていくのではないか。

そんなヒントを
感覚として捉えることが
出来たように感じた。


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●女神山の優しい森の中で、
同じ方向を向いている皆さんと
一緒に時間を過ごし、
関係から気づき、
関係から学び、
関係から教えられ、
関係により素直になれました。

自然と「愛おしさ」や「ありがとう」
という気持ちが増えていました。
日常のすべてが『気づきの時間』。

良い悪いと決めつけずに、
「ただ、感じて、
気づき続けて、受け入れる。」
ということを忘れないようにします。


(1)身体修練での気づき

・力が入っていたり、違和感を感じた
場所を〈意識する〉だけで、
身体が本来の位置に戻ろうとする働きを
感じてびっくりした。

・何もしないという(おまかせする)感覚が、
〈意識する〉ことで感じられた。

・自分の身体の癖が、改めてわかって良かった。

・身体を前後左右に傾けるエクササイズ後に、
中心軸を整えてから行ったスワイショウ
20分の効果を感じた。
軸がさらに太くしっかりし、
足裏感覚も増し、胸の緊張が緩み、
腕が胸鎖関節からということを
改めて感じられた。

・ゆっくり静かに過ごしていると、
頭じゃなく身体がどうしたがって
いるのかをいつもより感じた。



(2)「森のワーク」での気づき

森は優しく、受け入れてくれる。
それを感じ、さらに身体が緩んでいく。

意識をひろげて歩いていると、
普段は見逃してしまいそうな
ものが見えてくる。

小さな草花が
愛おしくてたまらなかった。


(3)食べるマインドフルネスからの気づき

・視覚を遮断すると、
他の四感をふる稼働して感じようとする。

目で見てる時にはあまり感じない
食事をすくったスプーンの重さ
舌の味覚のサーチ
手の触覚での場所認識など、
身体でゆっくり
味わうという感覚を
いつもより感じた。



(4)印象に残った気づき

私は以前から、
「人の話を聞いて、
その内容を自分の言葉で、
第三者に伝えること」 に
苦手意識があります。

緊張と不安でアワアワしちゃうし、
人の話も聞けていないことが多いのです。

そのことに対する気づきが
今回の合宿でありました。

その原因は
「今、ここに居れていない(感じていない)」
から。

仲間の手助けもあり、
いつもよりふんわりと話が聞けて、
いつもよりスムーズに口から言葉がでて、
伝えることができました。

『緩んで、静まり、今、ここに居れば』
できることを知れました。

この経験は私の自信に繋がる。

宝物をいただけた気分です。


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●合宿に参加して
本当に良かったです!
合宿中に
多くの修練生が
心開いて変わっていく姿を
見せていただいた。
(そこがTAOの真骨頂!と感じます)

その姿を観ていて、
とても嬉しく
自分も又、エネルギーを
いただいていたと思う。

リアルタイムで
「~を知っている自分」に居ると、
今迄とは感じ方が違っていたり、
少し自分を客観的に観れる
気がした。

ただ知っている事、
そこに良い悪いとか
判断ジャッジをしないこと
その意味を少し理解したかも?

日常に生かしたい!


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●今回の合宿で
一番印象に残ったのは、
三人一組で二人にそれぞれに
勝手な位置で保持もちをする、
真ん中の人は
“何かしようとしないで、ただ感じる”
というワークでした。

身体が緩み始め、
動き始めました。

二人に両手を持たれている
という拘束の中でも
身体はその時の
ベストな状態を知っていて
その状態になっていくことを
感じました。

日常に戻ると
外部刺激に反応し
自分の思いに巻き込まれ
“何もしないで感じる”
という事が難しいけれど、
それでも取り組みたい、
続けたい、
検証していきたいと思います。



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●私が住んでいる長野県北部の信濃町は、
女神山ライフセンターと同様に、
自然に囲まれた環境にあります。

それゆえ、
女神山の自然も日頃の環境と
変わりがないので、
非日常の自然環境に身を置く
リトリート合宿に参加する気は
これまで起きませんでした。

そんな中、
今回参加させていただいた
理由は2つありました。

一つは、
普段から恵まれた
自然環境の中にいながら、
日常ゆえにその環境を
活かして生きるすべを
本当は何も知らないと気付き、
それを体感したいと感じたこと、
二つ目は、
20名ほどの方達と3泊
寝食を共にする濃密な
人間関係に身を置いて、
自分は一体何を思い感じるか、
そのことから自分を観察する
ことでした。

一つ目については、
導引体操の折などに、
自分の意識を自然とともに
解放させる修練の取り組みから、
日頃自然の中にいながらも、
私は自分と相対した
自然に身を置いていたんだと、
改めて気づくことになりました。

そして、
自分と体の関係についてですが、
両腕を二人がバラバラな
方向に持つワークの際、
私は「脱力、脱力」という
思いによって体が固まり
全く対応できませんでした。

しかし、
身体に任せれば、身体は反応し
自然に動くものなんだ、
私が「対応」するものではないんだ
と気づきました。

二つ目については、
合宿でのワークを終えて
素直に感想をシェアした時などに、
人は自分の考え方、思っていることと
全く違う発想をすることに
驚き納得しました。

濃密な人間関係を持つこともない
日常に慣れ親しんでいたので、
自分だけの事実が
事実だと思っていても
なんら不自由さのない暮らしを
していたのだという実感と、
それゆえ関係から自分を学ぶ
必要性を再確認し、
(相手の話しを)聞ききる大切さに
改めて気づかされました。

リトリート合宿を終え、
日常の「今、ここ」を大切に、
自然と共に意識が拡がっていくよう、
また、
身体に委ねるようにして自己を薄め、
そうした自己観察を続け、
ジャッジせず、
関係への感謝を忘れず、
修練に努めていきたいと
心より感じております。


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 最後までお読みいただき
 ありがとうございました♪








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