2017年6月20日火曜日

Vol.27 TAO的マインドフルネス        〜森の中で五蘊皆空を体感する〜


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TAOプレイス通信Vol.27
2017年6月17日号 
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TAOプレイスの宝生です。


毎年恒例となった
TAO☆リトリート合宿in女神山。

想い出アルバム
TAO☆リトリート合宿2017
こちらからどうぞ☆
http://ameblo.jp/tao-oneness/entry-12284497459.html



今年は
5月19日(金)〜22日(月)で、
例年よりも1泊多く、
初の3泊4日の旅でした。

スタッフ2名を含めて
20名の参加でした。


今回は
その報告とともに
皆さんからいただいた感想
を一部ご紹介します。


Index————————————
【1】合宿のテーマ
【2】4日間のワークの内容
【3】皆さんの感想集
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【1】合宿のテーマ
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今回のテーマは
TAO的マインドフルネス
〜森の中で五蘊皆空を体感する〜



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【2】4日間のワークの内容
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①各種ボディワーク

②レクチャー&シェアリング
・TAO的マインドフルネスについて
・五蘊皆空について

③オリジナル「無限心観法」

④五蘊皆空を体感する

⑤森のワーク

⑥気功法・呼吸法、等

⑦各種瞑想法


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今回の合宿は、
TAO的マインドフルネスとは?
五蘊皆空(ごうんかいくう)とは?
というレクチャーから
始まりました。


マインドフルネスは、
脳に良い効果があると
科学的にも証明され、
世界中の企業でも実践されている
新しい瞑想法(在り方)のことです。

マインドフルネスを実践すると、
脳の働き(思考)が休止して
脳波がθ波(シータ波)になり、
リラックス状態になる。

すると、
ストレスを受けた脳の
神経細胞の損傷が回復し、
ストレスに対しての不安や恐怖
といった過剰反応が抑えられ、
改善するという実験結果も
報告されているようです。

これはまさに
瞑想の効果そのものですね。


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■マインドフルネスとは

「いま、ここ」の体験に
意識を集中させて、
良い悪いなどの価値判断を手放し、
感じたままの現実を
「あるがまま」に受け入れる事。

マインドフルネス瞑想とは、
呼吸に意識を向けながら
上記を行なう事。

マインドフルネスには
たくさんの類義語があり、
自覚、気づき、集中、覚醒
等と言い換えることもできます。

以上の事から、
TAOプレイスでは
マインドフルネスを
次のように定義してみました。



■TAO的マインドフルネスとは
「気づき」続ける事。
=今をただ意識(観察)する事。



今回の合宿は、
TAO的マインドフルネス
を行う事で、
心と身体を癒して、
日常のとらわれからの
解放を目指しました。

はじめに、
私たちの心身のとらわれは
どのように起きているのかを理解し、
次に、
手放す実践(ワーク)を
たっぷり行いました。


行うことは
いたってシンプルです。

思いを鎮めて
静かに、ゆっくり、感じる事。

今、
《気づいているもの=観照意識》
が真の自分である事を
知る事です。

観照意識については、
般若心経の一説
色受想行識(五蘊)
という言葉を取り上げ、
「自分“が”見ている」のと
「自分“を”ただ観ている」
との違いから、
心身の成り立ちや
認識のプロセスを学びました。


まとめると、

思いやとらわれのない状態で
今の関係をただ意識する
という事です。

(イメージ図はこちら


それはまさに、
TAOプレイスの修練
そのものですね!


練気柔真法で
相手に持たれた瞬間、
あ〜しよう、こ〜しよう
という思いがはずれて
相手との関係にいられた
その瞬間に、フッと
自然に技がかかる…

というのが
TAO的マインドフルネス
なのです。


太極拳の目的も同じです。

あ〜動こう、こ〜動こう
と自分で動かそうとすることを止め、
地球の力や気のエネルギーに委ねた時、
身体の中から生じる動きに
ただ委ねて動く。

それは、
自分自身が何かによって
動かされているという感覚。

その何かこそ
本当の自分自身であり、
そのことに気づいて
いきたいのです。

今回の合宿では、
思いを外した時、
その瞬間の関係にいること、
その気づきこそが自分自身
であることを体感できるような
ワークをたっぷり行いました。

合宿中のリアルタイムに
起きた出来事から学ぶ
実践ワークも加わり、
これまでの合宿以上に
TAOの学びの
エッセンスが凝縮された
とても内容の濃い
4日間となりました♪




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【3】皆さんの感想集
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■「気づき」続ける事
=ただ意識(観察)する事
をしました。

ワークの合間、
仲間との会話の中で
自分が勝手に決めつけ、
判断している事に
気づく事ができました。

そのことにより、
ワークの時だけでなく
いつも、どのような環境でも
自分勝手をやめ
観察する事の重要性と、
人それぞれ
判断、目的、希望が違うので、
自分勝手に決めつけず、
妄想でなく
相手と向き合い
言葉を尽くして理解し合う
事の大切さを知りました。

人から注意してもらった時、
「自分はそうではない」
「そんな事はしていない」
と反発しないで、
「そうかもしれない」
と、とりあえず
素直に受け容れてみる事に
しようと思いました。

今、
《気づいているもの=観照意識》が
真の自分である事。

自分の判断や意味づけは
自分だけのもの。

それにただ気づいていればいい
という事を理解でき、
自分の事がより観察しやすく
なりました。

「本当は全てに気づいている」
「全てを知っている」のだろう
と感じます。

自分がしたい事、
していく事が明確になり、
今、とてもすっきりとしています。


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■女神山の4日間、
今までよりゆっくり
居られたことで
身体も心も溶け込み
解放されていったように
感じた自分が居ます。

今回のテーマは
「TAO的マインドフルネス」
でした。

私達は普段、
過去の記憶
(教育や知識、五感で
感じることでの比較等)
から、
レッテルを付けて物事を観ている、
事実を観ていない、
感じていないよね、
という事を学びました。

さらに、
自分の思いや考え、感じ方も
自分じゃないよね、
それを観ている(気づいている)
自分が本当の自分だよ!
という深い教えを学びました。


私にとっての大きな気づきは
3つありました。

①観ている自分には
境界線(ヘリ)がない事、
全てと繋がっているという事。

目から鱗でした!!
そうだ!!
と気づき感激しました。


②自然の中に居ることで、
自分の心の奥にあった
罪悪感のような感情に
気づいたことと、
それが、
エゴの仕業であり
本当の自分ではない事にも
気づくことができました。

③ブラインドワーク
(目隠しをして行うワーク)
からもたくさんの事が
学べました。

目が観えることで
観えなくしていること、
不自由にしてしまっている
ことがあると
改めて気づきました。

目を開けて相手を見ることで、
相手に対してレッテルを付けて
しまっている事や、
私達は人の話を
そのまま受け入れ、
聞くことが出来ない事、
直ぐに自分の見方、感じ方で
ジャッジしてしまう事を
本当に実感しました。

普段の生活では、
まず自分を感じ、
観察しようとすることから
始めていきます。

全てである観照意識、
本当の自分に意識を向け、
エゴの自分の思いや感情を
観ていること、
反応的なエゴの自分に一呼吸おき、
そこから行動に移す事などを
実践していきたいです。

反応的な自分に気づいたら、
そこでめげずに手放します。

また、
今リアリティを感じている
この自分を自分としている限り
同じ混乱をつくり続ける
という事を肝に銘じて、
静かな自分、
宇宙大の自分に意識を
向けるようにしていきたいです。

そのために、
自分自身が鎮まることで、
愛とやすらぎと喜びの世界を
広げていきたいと感じています。


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■「無限心観法」では、
『肉体は存在せず
どこまでも限りなく
無限である事』
を気づかせてくれました。


「ブラインドワーク」では、
目を閉じた時と開けた時で
全く違う自分の感覚にも
驚きは忘れられません。

『目の前にあるものは実在せず、
目の前にないものが実在する』
のかもしれないと思った体験です。

誰かといる事で
星々の輝きや自然の美しさを
共有する素晴らしさ、
キラキラした皆さんの笑顔、
楽しさも苦しさも共有している
事に救われて過ごしていました。

本当に自分を変える事が
今のタイミングに必要で、
女神山に導かれたように
【TAO☆リトリート合宿】
に参加したのだと思います。


下山してからの東京の日常。

東京が、職場が、自宅が
静かに感じます。

今まで自分のマインドが
ざわついていたから
外部の刺激に疲れていた
ことに気づきました。

自分の内なる静寂があれば
何も気になりません。

いくらでも変えられるのに
変えようとしないのも自分。

光になるのも闇になるのも
自分次第。

いくつになっても
「今」という
時間軸で生きていこう、
そう決める事ができた
リトリート合宿でした。


自分を本当に変えたい人は、
いざ女神山へ!!!


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■女神山の森の中

合宿のテーマ
TAO的マインドフルネス
で思いを鎮め、
静かに、ゆっくり、感じることで
たくさんの『気づき』
を頂きました。

起こっている全ての出来事は、
自分と切り離すことはできない。

たとえ他者に起きていても、
自分の『気づき』として頂ける。

『関係から学ぶ』とは
こういうことか~
と体感できました。


自分の日常での課題やクセを、
スクリーンで見せられている
感覚もありました。

スローモーションのように
『私はこういうときに、こうしているんだ』
と気づかされました。

私は今まで、
リトリート合宿は、
身体を緩めに行く♪
という感覚が強かったけれど、
今回初めて
『関係から自分を知りに行く場所』
なんだなぁと思いました。


気づき続けること。
(気づきは1つではなく続いていく)

その気づきを大事にして、
繰り返し体感し、
意識づけて、
一段一段成長の階段を
上がりたいです。

今までは、焦ってすぐに
一段飛ばしをして完璧になりたい
と思っていました。

一呼吸おいて感じてから行動しよう!


女神山の自然、
ライフセンターのスタッフの方々、
先生、
お世話になったみなさん、
ありがとうございました。

お食事はやっぱり!
おいしかったです。

『おいしい』を
何回いったのかしら(笑)

50は軽く越えました。



……………………………




合宿のサブタイトルが、
〜森の中で五蘊皆空を体感する〜
でした。

まさに、
これを体感していたんだなー
と感じています。

2日目の朝、
森に中で静まっていると、
背に朝日を浴びて、
気のお風呂に入っている様な、
心地よさでうっとりしていました。

しばらくして目を開けると、
周囲の木々の葉が、
今迄見たことのない、
言葉では言い表せない様な
動きをしている世界に
なっていました。

何とも幸せと言うか…

「想い」が浮かんで来ず、
そこがいつもと違う
見ているだけの状況でした。

静まって
「想い」が無い状態が、
あんなにも気持ち良い。

見える世界も、
いつも見ているより
ずっとハッピーな感じでした。

だとしたら、
こちらの方に行かない手はない。

最も苦手とする
身近な人との関係で
取り組む決意をして
家路に着きました。

この、今迄にない
「意識の変化を持てた」
ことが、今回本当に
有り難かったです。

今のところ、
重い想いが蔓延ることなく
とても楽になっています。



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最後までお読みいただき
ありがとうございました♪






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